始まりより、終わり。
2020年ももうすぐ終わりですが、 僕は始まりより終わりが好きです。大体のことにおいて始まりより終わりの方が好きです。なんでかと言うと、始まりはこれから何が起きるか分からない不安感があるからです。素晴らしいことが起きる期待感もありますが、何が起きるか分からない不安感が勝ってしまいます。それに対し終わりは、すべてが終わるので落ち着くというか、安心できます。仏教では死んでいる状態が通常で、生きている状態が通常でないという考え方があると聞いたことがあります。 僕はこの考え方の方がしっくりきます。生きている間というのは、人生という旅行をしているようなものなのかも知れません。
不謹慎に聞こえるかもしれませんが、僕はお葬式が嫌いではありません。知っている人の葬儀なら、できるだけ多く参列したいと思っています。赤ちゃんが生まれても見に行きたいとは思いませんが、死に顔は見に行きたいと思います。どうしてかと言うと、葬式は時間の有限性を強烈に感じることができるイベントだからです。普段生きていると、命の有限性を忘れがちになります。命の有限性を忘れると、生きる質が低くなると感じるからです。何かが終わることを感じると、生きる時間を集中して存分に味わえる感じがします。
話は少し変わりますが、12月27日(土)14年飼っていた猫が死にました。普段家にいない僕が、死に際に立ち会えたのは幸運でした。そしてその日は妻の誕生日で、その妻の膝の上で息を引き取りました。1/365の確率。
1年が終わる年末は好きな季節です。 細かく言うと年末の方が好きで、年始はあまり好きではありません。 もし、 自ら死ぬ時を選べるのなら、僕は12月中旬を選ぶでしょう。
T-DESIGN卓球クラブは、神戸市東灘区のTTSタカハシ甲南卓球場で活動しています。JR摂津本山徒歩10分、阪急岡本徒歩15分、阪神青木徒歩12分のアクセスです。昼間の教室(中級・初級)、プライベートな個人レッスン、小中高生向けのグループレッスンがあります。神戸市東灘区を中心に芦屋、西宮、尼崎、宝塚、灘区、中央区などの皆さんにご利用いただいております。