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〇〇コーチのおかげで・・・と言われない為に? - T-DESIGN(ティーデザイン)

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〇〇コーチのおかげで・・・と言われない為に?

カテゴリ: コーチング日誌 作成日:2023年01月06日(金)

皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

 

さて 、今回は少しブログを書いてみようと思います。意味深なタイトルですが、最近思うことを綴ってみます。卓球のコーチって、どんな仕事なのかな? と改めて考えることがあります。一般的には、卓球を教える人、強くしてくれる人と思われていると思います。もちろんそれは、間違いではありません。でも、僕は卓球のコーチはサービス業だと思っています。なので、ユーザーの方の要望に沿えば問題はありません。

 

しかしそれだと 、こちらからのアプローチが少なくなってしまいます。ユーザーの方の希望に沿いながらも、こちら側からでしかできない提案や、アイデアを提供するのも大事だと思っています。

 

そこでタイトルのようなことを思うのです。コーチとしては、「〇〇コーチのおかげで、強くなれました!」って言われると嬉しいものです。 でも、もっと欲を言うと、自分自身の努力で強くなったと思って欲しいのです。コーチの助けもあったけど、自分で掴み取った成果だと認識して欲しいのです。その方が自分の自信になると思います。何か別の困難に遭遇しても、 またあのようにきっと自分は乗り越えられる!と思えるのでは?と思うからです。

 

一番美味しい部分をプレイヤーに持って行ってもらう。コーチの分け前は少なく悲しいですが、そういう職業なのかもしれません。 

 

しかし、上記のようなプロセスは、かなり面倒くさい作業になります(笑)。 時間がかかるし、そもそもある程度やる気のある人でないと、成立しません。他人に依存するタイプの方は、そもそも難しいかもしれません。卓球のプレイだけを向上させるには、コーチの方が多少強引でも、引っ張って行く方が早いです。いわゆる詰め込み型です。日本の教育システムですね。でもこれだと、 どうして自分が上達したのか分からないまま、プレーのレベルだけ上がってしまいます。プロセスを味わえていないわけです。そうなると、試合の結果のみで価値の有無を決めることになりかねません。

 

ただ、右も左も分からない初心者は、コーチが引っ張らないとできません。経験を積んで、卓球がわかってきた方は、自分で練習メニューを作ったりというのを、コーチと一緒にやっていくと良いと思います。コーチに相談しながらも、自分でコツコツやって新しい扉を少しずつ開いていく・・・。こういう面白さも知っていただきたいと思います。

 

イチロー選手も「小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」と語っています。

塵も積もれば山となる。努力と投資はコツコツですね(笑)コツコツの力は末恐ろしいですね。

 

 

T-DESIGN卓球クラブは、神戸市東灘区のTTSタカハシ甲南卓球場で活動しています。JR摂津本山徒歩10分、阪急岡本徒歩15分、阪神青木徒歩12分のアクセスです。昼間の教室(中級・初級)、プライベートな個人レッスン、小中高生向けのグループレッスンがあります。神戸市東灘区を中心に芦屋、西宮、尼崎、宝塚、灘区、中央区などの皆さんにご利用いただいております。

 

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