大谷・ダルビッシュに日本の野球道を見た!
少し前の話になりますが、ドジャース対パドレスの試合で、デッドボールの当て合いの試合がありました。大谷選手は2回デッドボールを当てられましたが、その2回目、ドジャースの選手たちがベンチから飛び出そうとしているのをゼスチャーで止めます。そして一塁に歩いた後、パドレスベンチに行って何かを話したようです。故意じゃないとか言いますが、明らかに故意です。これは明らかで、日本のプロ野球でも「当てて来い!」とか「背中の後ろに投げろ!」とか、監督やコーチから指示が出る事があります。プロ野球OBの方があの時はこうだったなんて、YouTubeで話してますね。
2回目に大谷選手に当てたのは、元阪神のスアレス投手です。そのスアレス選手にチームメイトのダルビッシュ選手は、「お前は何を背負って、あのマウンドで投げているんだ!」と問いただしたと言われています。メジャーでは、デッドボールを当ててしまっても謝りません。これは文化的なもので、謝ったら自分が悪かったという事になるのです。悪い=負けという感じでしょうか。地理的に離れ小島の日本は、独特の文化を持っているんですね。やり返さないとやられてしまうという感覚が諸外国にはあるようですが、これだと負の連鎖が終わらないですね。
二人の言動は日本人としての誇りです。そして日本人のこういう考え方に感動する諸外国の方も多いと言われています。世界では紛争が続いていますが、それに終止符を打つには、こういう二人の言動しかないですね。